Vol.2　筬島様
「どんな固いものでも噛めるんですよ」 イ：筬島さんはどうして入れ歯を使われることになったんですか？
筬：もう20年以上前になりますけど、初めは奥歯が歯槽膿漏になって、その時の先生から放っておくといい歯も悪くなるからと言われたので抜きました。その頃はｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄもなかったので、本当は入れ歯にしたくなかったけど我慢して使ってました。
イ：そうだったんですね。どういうところが嫌だったんですか？
筬：やはり入れ歯の時はもう毎晩外してちゃんと洗って…などしなくてはいけなかったので面倒臭かったですね。
堤：確かに入れ歯はそういう点で面倒ですよね。 イ：筬島さんがｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄされたのは10年前にとお聞きしましたがどういう経緯だったんですか？
筬：私の知り合いの歯科衛生士さんから「歯だけは上手な先生にかからんといかんよ」とひかり歯科をすすめられました。
イ：その頃ｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄのことはご存知でしたか？
筬：いいえ。初めは下の歯が噛まれんようになってお邪魔したんです。歯槽膿漏とかの治療をしてもらいました。
堤：そうでしたね。最初は悪いところだけ治療してましたよね。
イ：ｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄをしようと決心されたのは？
筬：毎日のことですし、いつも不自由を感じなから生活するより、いろんな面倒から解放されるならばと思って決心しました。私は思い切りがいいんですよ。
イ：まだ今程知られていない頃ですが恐くはなかったですか？
筬：それは恐かったですよ。最初は恐ろしかったです。でも先生やｽﾀｯﾌの皆さんが優しくて安心してました。
堤：いえいえそんな… イ：筬島さんは上も下もされているんですよね？
筬：はい。最初は下を先にした方がいいと言われたから下をしていただきました。
イ：実際されてみていかがでしたか？
筬：最初ｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄをする時のお話を前もっていろいろ聞いていましたから、恐ろしかったですけど、実際してみますと痛くないし、恐ろしくもないしとても簡単でびっくりしました。
堤：それはよかったです。 イ：下の方が先にｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄに変わってからは便利になりましたか？
筬：それは便利になりました。私は元々思い切りがいいのですか、あの時は本当に思いきって良かったと思いましたね。
イ：思いきって実行してみたのがよかったですね。 イ：下の歯を先にｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄにされて、上はされなかったんですよね。
筬：はい。堤先生は「上は奥歯がないだけだから、わざわざしなくてもいいかもしれないので、よく考えてから返事をして下さい」とおっしゃられました。でも、下をやってみてとても良かったので上もやろうと思いました。旅行したり、友達のところに泊まりに行ったりする時に外したりしないといけないのが…なんか気が引けましたので…。
イ：やっぱりそうでしょうね。
筬：それで、上もしてもらった方がいいと思って「します！」ってお願いしたんです。 筬：思いきってお願いしますと言ってしてもらったんですよ。そしたら上の奥の方は骨が薄かったから別のところから移植してもらったんです。
堤：そうそう、移植をされましたよね。私が言うのもなんですが、話を聞かれた時は恐かったでしょう？
筬：私の場合上の奥の歯は骨が薄くてｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄするためには、下の方から骨を持ってきて移植が必要ですと言われたので、その時はやっぱり恐ろしかったですね。話を聞いた時はﾄﾞｷﾄﾞｷしてました。
イ：実際移植をされてどうでした？
筬：してもらう時は全然わかりませんでした。
堤：手術の後もどうもなかったですか？
筬：はい。少し腫れたくらいでした。案ずるより生むが易しですね（笑）むしろ、私はどうもなかったけど先生の方が大変だったと思います。
堤：いえいえ…ただ移植にしても、ｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄにしても科学的にきちんとしたやり方か確立されていますから、それにのっとってきちんとやれば大丈夫なので、安心していただいていいと思いますよ。
イ：そうなんですね。